いつもだれかの”おかげさま”
「おかげさまで」
「おかげさま」は人が集まる、人との付き合い方が変わる、そして人生が変わります。人に感謝し触れあうことで自分の見えないところで助け合う人の強みを知ることができました。あなたが日に当たっていれるのは、陰がいてくれるから。
1、おかげさまの言葉の由来
おかげさまは、他人から受ける利益や恩恵を意味する「お陰」に「様」をつけて、丁寧にした言葉です。古くから「陰」は神仏などの偉大なものの陰で、その庇護(ひご)を受ける意味として使われていました。
2、勘違いしてしまう瞬間・・
私は時々、「自分が頑張ったから」この成績がある。と思うことがたくさんありました。それはもちろん、自分で頑張って、自分で努力してきたからだと思います。でも自分が何か達成したとき、果たして”全て自分の力だけ”でここまでこれたのでしょうか?
それは違います。
何かを始めるときに、アドバイスもらった人。初めての時に、先輩が教えてくれたこと、困った時に助けてくれた人、時に私をきつく叱ってくれた人。たくさんの力・支え・言葉・想いをたくさん頂いていたからこそ、今があります。
【何かを達成したとき、何か一定ライン超えて落ち着いたなっていう時】
その瞬間!!!!
その周りの人に感謝すべきなんです。
人は一人では生きていけません。
ただ人はいつも一人よがりで、人より自分が大切になります。
一番頑張ったのは私、誰よりも努力したのは私、【私のお陰】
そんな言葉は存在しない。
この言葉は人の為に存在しているのだと思う。
3、今日という日は・・・
何気ないいつもの日かもしれない。もしかしたら、昨日よりも苛立ちムカムカしながら生活していたかもしれない。でも、日常の中に【おかげさま】を見つけるだけで、心は幸せになっていきます。
朝ご飯を用意してくれる人がいる。
コーヒーをいれてくれる人がいる。
重い荷物を持ってくれる人がいる。
私の作業を変わってくれる人がいる。
買い物するとレジ打ちしてくれる人がいる。
お風呂沸かして、今日も洗ってくれる人がいる。
一緒にオンライン飲み会してくれる人がいる。
子どもが飛びついてぎゅっとしてくれる。
いろんな人のお陰で、今日も幸せに1日を終える事ができた。
してもらうことばっかにならないよう、今度は自分ができることを一つでも。
4、そういえば・・・・
高校生の時、当時体育祭でリーダーをしていた。チーム対抗で演技力を競い合う、そんな種目があった。私のクラスは歴代連続優勝をしていた。優勝すべくチームのメンバー内の5人でバク転の練習をして、全員飛べるようになって演技の中に組み込むことで優勝を狙った。しかし、私とあと一人はバク転ができるようになったが残りの三人は飛ぶことができなかった為、別演技で調整した。
本番、この二人はバク転を決め開場を沸かせた。
五人で飛ぶ演技はできなかったが、優勝することができた。
その時【俺のお陰】と一瞬、思ってしまった。
違う
このとき周りを見ると、みんな泣いていた。みんな頑張った。みんなが一つになろうと何度も何度も練習した。
衣装を作ってくれた人がいた。
みんなのスケジュール管理、練習日を何度も調整してくれる人がいた。
演技アイデアを一生懸命考えてくれている人がいた。
猛練習、うまくいかないときに支えてくれるひとがいた
うまくいくようにお守り作ってくれた人がいた。
絶対できるよっと最後まで励ましてくれる人がいた。
【俺のバク転なんてほんの一部の動きでしかなかったことに気づいた】
みんなのお陰で優勝することができた。
そう、みんなのお陰。
自分一人では作ることはできない。
1つの演技も、作業も、ブログも、環境も、ビジネスも。
【おかげさま】
今の私がいるのは、そう【おかげさま】のおかげである。
そう思ってもらえるように【人の為に】今日も。
日に当たらなくても、陰で十分。人に幸せになってもらいたいと願う・・。