幸せの【根っこ】

それぞれの価値観で誰だって幸せになれる。はてなブログ掲載中 https://yuuuuki.hatenablog.jp/ 日々の出会い、経験、気づきを思いのまま綴っています。 ポジティブ思考な普通の会社員。趣味はグルメ、ワイン、ミスチル鑑賞です⭐︎

それが幸せ? 何が幸せ?

幸せってなに?

そんな幸せに関する実体験エピソードです。

 

「幸せ」

そんなこと、いつから思ったのだろう。

 

「ご飯いっぱい食べることが幸せです」

と、前の生徒が言った

 

「くだらない」と心の中で思った。

 

その時は幸せのこと、何にもわかっていなかった。

 

人にとっての幸せって何だろう?

長い期間、考えた。

「毎日お風呂に入れること」

「美味しいものが食べれるということ」

「好きなバスケットボールができること」

「彼女と一緒にいること」

いろいろな幸せがあった。

 

ある一人の生徒が言う

「お父さんまじでむかつく!お父さんなんか家に帰ってこなければ

いいのに!!」

 

そんな言葉がふと耳にとまる

「お父さんが帰ってこなければいいのに、、、

おとうさんはもう家には帰ってこないからん僕にはわからない感情だな」

と心の中で思う。

 

でもこの思いはいつしか、

「お父さんがいることって僕にとっては、”紛れもない嬉しい事”だよね」

と思うようになった。

 

「仕事があるだけ、ありがたいと思いなさい」

これは忘れもしない、ばあちゃんからの言葉だった。

耳にタコができるほど聞いた。

最初に聞いたときは

「いつも同じことばっかうるさいな」と正直思っていた。

 

コロナになって、働くことの難しさを知った。

時短シフト、またはシフト減など躊躇なく押し寄せてきた。

 

学生の時に、家から両親がでていった。

アパートには中学生の妹と二人で生活。

生活の資金もなく、バイトを始めた。

部活もしていたが、空いた時間すべてをバイトに使った。

月にためた50,000円のお金は全て生活費に回った。

 

「おにいちゃん、お風呂がつかない」

ガス代が払えず、ガスが使えなくなった。

水で体を洗う。

 

今度は電気がつかなくなった。

 

家賃は滞納。

 

今をいきることに一生懸命だった。

 

実家へ、お米、卵、たまねぎ、人参をとりに片道1時間30分かけて

休みの日にもらいに行く。

自転車へ乗る量も限られているが、乗せれる分積んだ。

「また野菜炒めでごめんね」

妹は文句の一つも言わなかった。

 

【当たり前じゃなかった】

 

毎日お風呂に入れること

いつも美味しい料理を食べれること

おとうさん、おかあさんが家にいること

いってきます、いってらっしゃいと言い合えること

おはよう、ありがとう、ごめんねと思いを伝えあえること

 

これって当たり前じゃないよね。

失くして初めて分かった。

 

多分、人にとって”幸せ”とはそれぞれ違うものがある。

それはそれでいいと思った。

(お腹いっぱいにご飯をたべること、それも立派な幸せ)

 

幸せにとって大事なことって何だろう・・

自分なりに気づいた答えがあった

●当たり前になってしまうと、人は慣れてしまって”有難い”と思えなくなってしまう事

●幸せって、大も小もあるけど見えるところ、見えないところにたくさんあるって事

●幸せである、ということに気づけるということ

●ちゃんと拾って、大も小も含めて同じように”ありがとう”と言えること

 

合わせてこうも思った。

●なんで人は、失くさないと大切なこと、大事なこと、幸せだったことに

気づかないのだろう・・とも。

 

こうやって、思いを綴れる環境ももしかしたら、ありがたいこと

かもしれない。