当たり前の反対の言葉”○○○○〇”
みなさんにとって幸せって何ですか?
何って聞かれてもそんなのたくさんあるし、尚更”ひとつあげてみて”って言われても難しいし、そもそも今”幸せじゃないし”と思う方も少なくともいらっしゃると思います。
何気ない日々の中で、ささやかな気づきや考え方、ちょっとした幸せなこと、などを呟きながらブログを綴ってます。
確かに伝わって誰かの気持ちが少しでも【ほんわか】してもらうことができたなら、
それでいいと思ってます。
一人で悩むことが多かった自分だから、たくさんの事に気づけた。
そんなブログです。空いた時間とかで構わないのでいつでも気軽に読んで頂けたら嬉しいです。
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【当たり前の反対の言葉】
あるもの、見えないもの
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当たり前の反対の言葉、それは
【 当たり前の世界にはなくて、その反対に行くとにポッと現れるもの 】
でもそれはもともと、誰もが持っていたもの。
先に結論をもってくるのが鉄則だと思います。
でもこの考える時間も共有したい。
全部は伝えれないかもしれませんが、最後までお付き合いいただけたら幸いです。
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私が社会にでて、3年くらいたったときだろうか。勤め先は朝8:20に出勤したら終業するのが早くても23:00。休憩1時間40分はさんでも、14時間の勤務時間だった。給料は安月給で、その当時はみんなと時給計算して笑い話にしてたときもあった。230円?俺は250円とか、言い合っていた。休日も少なく月に4回、年間に70回とれていたかなとか。そんな環境で私は働き始めた。、
毎年元旦だけは休みで、祖父祖母の家に親族一同集まっていた。お盆も帰れないし、GWのもちろん仕事で、その時に決まって祖母に言われていたことを思い出していた。
ばぁちゃん「仕事は変わってないか?辛抱してちゃんとやっているか?大変なことも多いと思うけど、仕事があるってことは幸せなことだからね、いいかい?」
その時は、ばぁちゃんが何を言いたかったのか分からなかった。
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「今、手を合わせて”頂きます”って言えない子どもが増えているんよ」
保育士の友人N子がそう言っていた。
なんで?と聞くと
N子「時間になったらご飯が勝手にでてきて、あることが当たり前になっているから。教えれている親も少ないよ」
よく周り見てみて。
独身でも結婚してても、忙しさを理由にしてその1秒を言えない人
いーっぱいいるよ。
食べれること、当たり前になっているんだよ
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「もうお父さんなんて嫌い、会いたくもない!」
ある学校で、女子生徒が友達に話していた。
同じクラスの男子生徒が思う
「おれ、お父さんいないから”家に帰ったたら会える”と思うだけでも
嬉しいのに・・・」
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あるテレビのドキュメンタリー
「この国は水を飲むためにも、5km先の井戸までいかなくてはいけません。車もないので、歩いて水を汲みに行きます。そのため水は非常に貴重です。一番の楽しみは週に1回のお風呂だそうです。その時だけは水を贅沢に使って喜び合うんです」
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このことを考えて答えに辿り着くまでに何年かかっただろう。
このことを考えれば考えるほど、答えに辿りついてはまた悩み、また辿り着く。
でも確かな答えに辿り着きました。
【 当たり前の世界にはなくて、その反対に行くとにポッと現れるもの 】
それは
感謝の気持ち【 ありがとう 】です。
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これは私の後輩とのやりとりの内容です。
私はもう何十年も前、このことに気づき職場でも話して回りました。”当たり前の反対の言葉って知ってる?くだらないかもしれないけど付き合ってよ?いい事、気づいたんだ。”とかいいながら同期や先輩、そして後輩にも声をかけていた。
Sさん「いきなりどうしたんですか?笑 当たり前の反対の言葉ですか?わかんないです」
自分「いいからちょっと考えてみてよ。騙されたつもりで!」
そのS子は爆笑、先輩がおかしくなった!などと笑って過ごした。
それから1か月後、またその後輩に尋ねてみた。
Sさん「わかんなかったです。ヒント!!」
自分「もぉ、考えていなかったやろ!当たり前に日頃やっていること、言ってみて?」
Sさん「好きなケーキ作っていること?仕事ですけど毎日好きなケーキを作っていることですかね」
自分「そう!それ!」
Sさん「・・・」
自分「わかる?」
Sさん「ん~・・・」
自分「じゃあもし明日、病気で倒れて手足動かなくなったら?当たり前に作れていたケーキをもう二度と作ることできなくなったら?」
Sさん「嫌です・・」笑
納得しつつも、笑ってその場を終えた。
≪ ある日 ≫
悲しそうな顔して隣にきて、この間話をした後輩がきて話を始めた。
Sさん「・・あの、どうしても伝えたいことがあって」
自分「どうした?仕事でなんかあった?」
Sさん「友達が交通事故で死にました。小学校からの幼馴染ですごく仲良かった友達です。この間連絡きていたのに、連絡すらも返していなかった。またどうせ今度会うからと、その時でいいやと思っていました。でももう話すことできません。明日も明後日もいつでも連絡取れると思って、、。」
泣きながら、それでもはっきり話してくる・・・
「その友達は私が困ったとき、どんなに時間が遅くてもいつでも相談にのってくれていました。その子がいてくれたから私は・・・」
「いつも支えてくれて”ありがとう”
”連絡してくれてありがとう”って言葉すら、なんで言えなかったたんだろう。
あの時、当たり前に思っていなければもっと話できていたのに・・。」
「私、その人がいつもいてくれていること、当たり前だと思っていました。だから、当たり前じゃなくなった今、その人の”ありがたさ”が十分理解できます。あの時言ってた当たり前の反対の言葉、”ありがとう”ですよね。」
「どうしてもこれを伝えたくて」
そのS子は、家族、友人、できるだけの出会った人に向けて【今こうしていることは当たり前じゃないんだよ】と感謝しながら生きています。
と後からまた教えてくれました。
【当たり前の反対の言葉”〇〇〇〇〇”
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日常の中にありませんか?
家で今、TVみれていること・・目が見えるから
家族と話しができること・・・耳が聞こえる、口で話ができるから
ご飯を食べていける・・・物を作ってくれている人がいるから
・・・他の命あるものがいたから
お風呂に毎日入れる・・・ガス(電気)が通っているから、収入があるから
心が落ち着く・・・あの人がいつもいてくれるから
帰る場所がある・・・家族がいるから
もっとあると思います。
夫が毎日、仕事から無事に帰ってくること。
こどもが健康に生まれてくること、きたこと。
両親がいること。
今日もまた好きなことができること
生きていること
【当たり前】になってませんか?
当たり前になった瞬間、感謝の気持ちがなくなります。
失くした瞬間、その有難さに気づきます。
だから失くす前に気づくことができればと、いつも思います。
私にも家族、娘、仕事、友人、いろんな人がいる。
こうやってブログ読んで下さっている方がいる。
できるだけ自分に言い聞かせて、口に出すように今でも過ごしています。
当たり前にならないように。
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最後に・・・
私のブログでの目標は、誰かに【幸せ】を感じてもらうこと。
※下記内容は引用になりますが紹介させてください。
【ある夫婦の話】
いつものように生活をしていた夫婦。
今日も仕事を終え、夕食を食べていた。
いつもは無口の夫が「ちょっと、お酌してくれないか?」と
珍しく妻にいった。
台所の片づけをしていた妻は
「今、忙しいから自分でやって!」と答えた。
夫は少し寂しそうだったが、手酌で酒を注いで飲んだ。
その2、3時間後、夫は急に倒れ救急車で病院に運ばれたが
帰らぬ人となってしまった。
それから妻は【なぜあの時、夫にお酌してあげなかったのか?】と
ずっと悔んだという。
あの時、
なぜもっと優しい言葉で
こぼれるような笑顔で
感謝の言葉で
「今日もお仕事お疲れ様」とか言いなががら、
接することができなかったのだろう。
もう言ってあげることも、お酌することも、
家族で笑いあうことも、今までの当たり前だったあの時間は
もうすることができない。
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一人のおんなのこの”命”が教えてくれたこと。を綴ってます。